8th
10月
2008
SY(数字が読めない)を克服する~その5
まずはランキングをチェックしてみて下さい。
こんにちは、本日はMr.Tがお送りします。
会計講座のようになってしまいましたが、
前回の問題の解説から始めます。
その前に、問題を再掲しておきます。
【問題】
100万円で現金仕入れした商品Aの半分を80万円で売りました。
受け取った現金は30万円で、残りは売掛(かけ)としました。
なお、商品仕入れのために、10万円の費用がかかっています。
では、上記の取引の損得はいくらになるでしょうか?
【解説】
利益=収益-費用
常に、この重要な式に立ち戻って考えることがポイントです。まず、収益ですが・・・80万円です。
現金の30万円だけが収益と思った人、いませんか?
売掛も近い将来に現金化されるので、現金とほぼ同じ取扱となり、
収益に分類されます。
※不幸にも貸し倒れになる場合がありますが、それはそれで、
そのときに別の会計処理をすればいいわけです。
次に、費用ですが、この収益を手に入れるためにかかったのは、
仕入た分の半額の50万円と、仕入れにかかった費用10万円のうちの半分の5万円です。
合計で55万円ですね。
収益=80万円、費用=55万円となることがわかりました。
いよいよ、ラスト・スパートに入ります。
さきほどの重要公式に代入して、
利益=収益-費用=80万円-55万円=35万円
答えは、35万円です。
重要公式のお話が終わったところで、前回のツボ算に
もう一度チャレンジしてみましょう。
ツボAの売価が3,000円、ツボBの売価が6,000円とします。
仕入は、それぞれAが1,500円、Bが3,000円とします。
お客の太郎君が、一郎君のお店でツボAを買って帰りました。
この時点で、一郎君の利益は
3.000-1,500=1,500円です。
次に、お客の太郎君がツボAをツボBに取り換えてほしいといって、ツボAを返し、
「先ほど3,000円渡したから、このツボAとで6,000円になる」
という計算を示し、売価6,000円のツボBを持って帰ろうとしたわけです。
しかし、
収益は、さきほどのツボAの代価として受け取った3,000円だけです。
費用は、A、Bそれぞれの仕入れ金額の合計4,500円です。
重要公式に代入すると、
3,000-4,500=-1,500
となって、一郎君は損をしてしまいます。
まさに、公式が身を助けてくれるということなのですが、
これでは落語にはなりませんね・・・
ところで、「利益」の計算より、「利益を出す」ことの方が遥かに重要です。
その「利益を出す」ための重要公式と言えば、こちらです。
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